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オオクワガタ菌糸瓶への移し替えで驚愕の事実が!

産卵マットの幼虫
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公開日 2022年8月19日  最終更新日 2022年8月28日

 

オオクワガタの幼虫を割り出してから1ヶ月が経過しました。

今日は菌糸ブロックで1ヶ月間飼育した幼虫を、個別の菌糸瓶へ移し替える作業を実施しました。

ついでに産卵木が入っているケースも整理しましたが、最後に驚愕の事実が判明しました。

交換結果

菌糸ブロックより産卵マットの方が大きかった

 

 

菌糸ブロックの取り出しと解体

まずは、1ヶ月間放置しておいたカワラダケの菌糸ブロックををケースから取り出します。

ブロック周囲の産卵マットを取り出し、ケースをひっくり返して菌糸ブロックを新聞紙の上に取り出します。

なんと…

菌糸ブロックから外に既に1匹飛び出しておりました。

飛び出した幼虫

横の崩れた場所から転げ落ちたのでしょう。ケースの形が付いたマットの上に転がってきました。



 

この飛び出した1匹はそこそこ大きいかなって思ったのですが、2.0gしかありませんでした。

菌糸ブロックから飛び出していたからしょうがないかなぁ。

 

それでは菌糸ブロックを真ん中から真っ二つに割ってみます。

菌糸ブロック

います、います。

割った場所にはなんだか幼虫がひしめいている感じです。

 

菌糸ブロック

こんな感じで、半分に割った片側に幼虫が集中して入っていました。

幼虫って集まる習性があるんですかね。

そこそこ大きな菌糸ブロックだったのですが、半分に13匹が集中して入っていました。

残りの半分には1匹だけなんですよ。

 

半分にいた1匹は菌糸を独占していた感じだったのですが、そんなに大きくなく3.5gでした。

割り出して1ヶ月でしたので、こんなもんでしょうかね。

 

無事、投入した14匹を回収することができました。

サイズ的には2.0g〜6.5gでした。

 

 

産卵木ケースの入れ替え作業

菌糸ブロックの取り出しと解体が完了したので、もう1つのケースに入れてあった産卵木を取り出して、新しいケースに移し替える作業を実施しました。

 

このケースは、既に産卵木から飛び出した3匹を最初から菌糸瓶に移したものです。

産卵木を移し替えると同時に、また飛び出しているのがいないか確かめる事も目的の一つです。

産卵木を取り出すと、前回飛び出した幼虫の穴が開いているのが確認できましたが、なんだか妙に軽いんですよね。

スカスカ状態になってしまったのかな?



 

取り出した産卵木を新しいケースに入れ、元々入っていた産卵マットを掘り返しながら新しいケースに移していきます。

一番下の方はがっちり固まっていたのですが、崩していくとスカッと穴が開いたんです。

アレ?

 

 

やっぱりです。また飛び出た幼虫がいました。

しかもデカいです。

産卵マットの幼虫

一番底の方には、巨大な幼虫が2匹も住み着いていました。

取り出して体重を計るとなんと…

1匹が9.0g、そしてもう1匹はなんと10.0gでした。

 

おいおい、カワラダケの菌糸ブロックよりも発酵産卵マットの方が大きく育っているんです。

高い金払った菌糸ブロックの方が小さいなんてなんなん?

 

 

まとめ

今回、菌糸瓶に移し替えたのは全部で16匹でした。

内訳を見ると

2.0g:4匹 カワラダケ
3.0g:1匹 カワラダケ
3.5g:1匹 カワラダケ
4.0g:3匹 カワラダケ
4.5g:3匹 カワラダケ
5.5g:1匹 カワラダケ
6.0g:1匹 カワラダケ
9.0g:1匹 産卵マット
10.0g:1匹 産卵マット

このように、カワラダケの菌糸ブロックで1ヶ月育てたものより、産卵マットで1ヶ月育てた方が遙かに大きかったと言う驚愕の事実です。

簡単に結論付けられませんが、大型の産卵ケースに産卵マットを入れたまま3ヶ月くらい放置した方が大きく育つかもしれませんね。

来年は産卵マットでの放置に挑戦してみようかと思います。

最初に飛び出た3匹はカワラダケの菌糸瓶

今回の16匹はオオヒラタケの菌糸瓶

を使用して育てます。

どのような結果になるか楽しみなんですが、先に投入したカワラダケの菌糸瓶はあまり食痕が目立たないんですよね。

どうなっているのかなぁ。

 

次回は1ヶ月後くらいに、食痕の状況などをレポートします。