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OM-1で動画を初めて撮影してみたら別世界の感じだった

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公開日 2022年8月19日  最終更新日 2022年8月19日

 

皆さんは動画を撮影するとき、何を使用しておりますか?

自分は今までiPhone12Proを使用して撮影しておりました。

これは簡単に撮影できるし、そこそこの画質で撮影できるから使っているんです。

殆どの方が、手軽さゆえに自分と同様にスマホで動画撮影をしていると思います。

今回、初めてデジイチで動画を撮影してみたら、その美しさに感動モノでしたので、その紹介をいたします。

結論

デジイチを持っているのであれば、是非使ってみてください。スマホと違う別世界が広がりますよ。

 

 

喰わず嫌いは損をする

今まで、デジイチの機能として動画撮影があることは知っていました。

以前に使用していたデジイチはCANON EOS 5D Mk2でした。これは最初のフルサイズデジタル一眼レフで、昆虫写真撮影に大活躍していました。

非常によくできたカメラで、いちようプロも使用していたモノでした。

欠点は重いと言う事。

このEOS 5D Mk2にも動画撮影機能がありました。

スペックは

記録形式:MOV(画像:H.264、音声:リニアPCM)
動画記録サイズ:(1)1920 × 1080(16:9)(2)640 × 480(4:3)
フレームレート:30fps
音声記録:(1)内蔵マイクによるモノラル録音 (2)外部マイク入力端子使用によるステレオ録音
* メニュー[録音][する/ しない]が選択可能
* (1)(2) とも音量自動調整
連続録画可能時間:29 分59 秒
引用:CANON

とりあえずは、FHDですがフレームレートが30fpsと言うことと、当然ながら4K録画はできません。

更に、最大の欠点は動画撮影の場合にはオートフォーカスが効かないと言う事です。



 

現在使用しているOM SYSTEMSのOM-1のスペックは

動画記録方式

MOV(MPEG-4AVC/H.264)

4096 x 2160 (C4K)

30p、25p、24p / LongGOP(約102Mbps)60p、50p / LongGOP(約202Mbps)

3840 x 2160 (4K)

30p、25p、24p / LongGOP(約102Mbps)60p、50p / LongGOP(約202Mbps)

1920 x 1080 (FHD)

30p、25p、24p / ALL-I (約202Mbps)、LongGOP(約27Mbps)60p、50p / LongGOP(約52Mbps)

動画記録方式

MOV(HEVC/H.265)

4096 x 2160 (C4K)

30p、25p、24p / LongGOP(約77Mbps)60p、50p / LongGOP(約152Mbps)

3840 x 2160 (4K)

30p、25p、24p / LongGOP(約77Mbps)60p、50p / LongGOP(約152Mbps)

1920 x 1080 (FHD)

30p、25p、24p / ALL-I(約82Mbps)、LongGOP(約22Mbps)60p、50p / ALL-I(約162Mbps)、LongGOP(約42Mbps)

アートフィルター動画

  • 一部のアートフィルターではフレームレートが落ちる場合があります

ムービーテレコン

約1.4倍

タイムラプス動画(インターバル動画)

3840 x 2160 (4K) / 5fps, 10fps, 15fps, 30fps1920 x 1080 (FHD) / 5fps, 10fps, 15fps, 30fps1280 x 720 (HD) / 5fps, 10fps, 15fps, 30fps

クイック動画/スロー動画

ハイスピード撮影

240,200,120,100fps(1920×1080 / MPEG-4 AVC/H.264)

200,120,100fps(1920 x 1080 / HEVC/H.265)

動画撮影時手ぶれ補正

M-IS1(撮像センサーシフト式と電子式 手ぶれ補正によるマルチモーションIS)、M-IS2(撮像センサーシフト式によるマルチモーションIS)、OFF

  • M-IS1は画角が変わります。手ぶれ補正レンズ使用優先可

グリッド表示

ピーキング表示

4色

ゼブラパターン

  • 2段階 設定可能

センターマーカ―

タイムコード

レックラン / フリーラン選択可、ドロップフレーム / ノンドロップフレーム

HDMIモニタリングスルー

モニターモード / 記録モード / RAWモード

  • モニターモード時、カメラで動画記録中に拡大表示はできません
    記録モード時、非圧縮YCbCr 4:2:2(8bit)の設定が可能です
    (4K/C4K/FHD HSの同時記録時は、4:2:0から4:2:2にアップサンプリングして出力)
    RAWモード時、出力動画:4K/C4Kの12bit RAWデータ、フレームレート:動画画質モードで選択、音声出力:あり

動画専用ピクチャーモード

Flat、OM-Log400、HLG

AEロック

引用:OM SYSTEMS

このように、ビデオカメラに匹敵する機能を搭載しており、これは使わない理由は無くなりました。

こんな仕様のカメラで動画を撮影したら、どんなモノが取れるのだろうか?

そのような興味がふつふつと湧いてきて、喰わず嫌いはいけない事だ、そう思ったのです。

 

 

いつもの場所に行ってみた

今日は天気も非常によく、かつ湿度が低いので里山巡りには絶好のコンディション。

早速いつもの樹液バーにはどんな客が来ているのか興味が湧き、出かけてみることにしました。

 

久々に来てみたのですが、大きな変化がありました。

以前にも書いたことがあるのですが、トラップを仕掛けるのはしょうがないとしても、仕掛けたトラップは終了したら持ち帰るのがマナーだって。

今日行ってみたら、トラップが全て片づけられており、元の綺麗な状態にクヌギの木がなっておりました。

トラップが付いていない木は気持ちいいですよね。



 

クヌギの木

今日はなんとカブトムシが2匹来ておりました。いつも沢山いるカナブンは1匹だけですね。

この木で今年はカブトムシを見る機会が多いですね。

何時見ても、大きいカブトムシは洞の中に頭を突っ込んでいます。小さいカブトムシは初めて見ましたね。

 

良いチャンスなので、この場所で簡単な動画を撮ってみることにしました。

 

スマホと動画比べを実施

まずは何時ものiPhone12Proによる動画です。オリジナルはMOVファイルなのですが、wordpressには投稿できないので、mp4に変換しております。

 

 

次にOM-1で撮影した動画になります。

OM-1もMOVファイルですので、こちらも同じように同じアプリで変換しております。

 

終わりの方は、別の所を映そうと大きく動かしたりして見にくくてすいません。



2つの動画を比べると、OM-1の画質の良さが際立ちますね。

カブトムシ自体がクッキリと写っているのと同時に、クヌギの木の質感が超リアルに写っています。

簡単に言うと、iPhoneは少し薄い膜が掛かった感じ。これだけ見ていれば、素晴らしいと思います。

しかし、OM-1の動画は膜も無くクッキリと鮮やか。物質の質感が超リアルに伝わってくるのが素晴らしいです。

多分同じFHDでの動画だと思いますが、映像機器と見劣りしないOM-1はすばらしい。録画しているときに、ステレオ音量のレベルもモニターできるので、カメラと言うより映像記録機器そのものです。

 

その他、手ブレ補正やオートフォーカスの追従が早く、画角を変えるような動作をしない限り、手の震えなどは全く分からないですね。

iPhoneは手ブレ補正があっても微妙に揺れていますから。

 

 

まとめ

今回初めてデジイチの動画撮影機能を使ってみましたが、今まで何で使わなかったのか疑問になるような出来栄えでした。

マジにスマホ画質と比べると、別世界に入り込んだのでは無いかと思うほどの違い。

レンズ自体も違うのでしょうがないと言えばしょうがないですが。

やはり静止画も動画も、レンズと画処理エンジンのできが再現性に大きく影響するって事ですね。

iPhoneもスマホの中ではダントツに素晴らしい画質と言われていますが、OM-1はそれ以上ですからね。



 

手軽さで言えば、スマホには叶いませんが、デジイチとは言えOM-1はフルサイズではなくフォーサーズの機器なので、非常にコンパクトで軽く持ち運びが便利です。

肩に掛けて里山を歩き回っても、あまり疲れず苦になりません。

だから、これからは動画もこのOM-1で撮影していこうかと思います。

もちろん、カメラをもって出かけた場合で、急な出来事を写すような場合はスマホになりますけどね。

これからは、動画を写す機会が増えそうだなぁ。

望遠レンズを購入すれば、冬の時期に鳥の撮影なんか面白そうですよね。

みなさんも、もしデジイチやコンデジを持っていましたら、是非動画と撮ってみてください。

スマホとは違った世界が広がります。