公開日 2023年6月18日 最終更新日 2023年6月18日
昨日、今日と本当によく晴れた夏日の日になりました。昨日は午後出かけたので、暑さで昆虫すら見つかりませんでした。今日は朝まだ暑くなる前に出かけましたが、やはり昆虫は少ないですね。
今年になって里山散策をしていると、有ることに気がつきました。山が荒れ放題になるので草刈りとか実施されているのは良い方ですね。
しかし、草刈りも行われないと本来そこに映えて手入れがしてあった草木以外に雑草や、外来種の植物が幅を利かせたりすると、昆虫の生態にも影響がでているようです。
ちゃんと手入れがされていたときに、キバラヘリカメムシが大量に見つかる場所があったのですが、手入れがされなくなり雑草や葛が生い茂りだしたら、キバラヘリカメムシは1匹も居なくなってしまいました。
同じように、そこに行けば必ず見つかると言う場所に行っても、今まで居た昆虫が居ない事が多くなってきました。これも環境破壊の影響でしょうかね。
さて、今回は久々に見た甲虫なども写真に撮ることができました。ずっと見ることが無かった昆虫に会えると、何だかテンションが上がりますね。
まずはモンシロチョウの飛翔から


今までのEOS 5D Mk2だとシャッター速度が遅くてこういう写真はなかなか撮れませんでしたが、OM-1の電子シャッターは素晴らしいことが認識できました。
日陰で一休みしているクモヘリカメムシ

こちらも日陰で一休みのツチイナゴ

木の幹ではなく、アスファルトの上を歩き回るキマワリとノコギリカミキリ


シマサシガメは、獲物が来るのをジッと待ち構えておりました。

葉の上を忙しそうに歩き回るヨツボシハムシ。ハムシ類は暑くても元気ですね。

最初に書いたとおり、ハムシの仲間は今まで比較的簡単に見つけることができましたが、一番ポピュラーなウリハムシやクロウリハムシでさえ、なかなか見つけられなくなってしまったのには驚いています。
どうしてこんなにも昆虫が居なくなってしまったのでしょうか。それとも、自分の見つける力が落ちてしまったのでしょうか。
両方かなぁ。