公開日 2023年5月5日 最終更新日 2023年5月5日
この連休は本当に天候に恵まれて、こちらは連日非常に良い天気でした。週末からは予報でまた下り坂になっております。
折角ですので、天気の良い日にまた里山に散歩に出かけてきました。今日は少々風が強いのでゆれる木々や葉っぱの上にいる昆虫を撮影するには結構難しいですね。

風に煽られながらも必死にしがみついているのはヒメウラナミジャノメかな。
日の当たる場所でジッとしているのはホソハリカメムシですね。今年はカメムシもあまり見ないです。

こちらで影になる葉の上でじっとしているのは、ヒメカマキリの幼生ですね。

ヒメカマキリの幼生は、他のカマキリの幼生と違い全体的にずんぐりしており、頭部が大きいんですよね。そして何だか、エイリアンのようにちょっと独特の形をしております。
たまに幼生は見ますが、成虫を見たことが無いんですよ。何処にいるのかなぁ。
この時期にはいっぱい飛び回っているはずのクロウリハムシですが今年は少ない。昆虫自体が減ってきているように思うのは自分だけだろうか。

こちらのシダのはの上にいるには、オオカマキリかチョウセンカマキリの幼生ですね。先程のヒメカマキリとは全然違います。

グライダーのように木々の間を飛んでいたのはシミズチョウでした。飛び方が翅をピンとはってグライダーのように滑降していくのは優雅ですよね。

こちらで見つけたカメムシは、アサシンバグと言われているヨコズナサシガメですね。木の表面に集団で越冬しますが、この時期は単独で動き回っておりますね。

帰りがけも草むらで見つけたのは、クロクシコメツキかな。かなり小さくて、注意を払っていないと見落としてしまいそうです。

今日もまた、昆虫たちに会うことができましたが、年々出会える昆虫が少なくなっているように感じます。環境破壊と言うよりも気候変動の影響が大きいように感じますね。
毎年同じ場所を歩きながら、昆虫写真を撮っていると変化が直ぐに分かりますね。今まで居た昆虫に何年も会っていない事などざらにあります。
寂しいですよね。