公開日 2022年8月13日 最終更新日 2022年8月28日
自分は元々昆虫好きなので、昆虫が取り扱われるテレビ番組はよく見ている。
その中で、「香川照之の昆虫すごいZ!」は好きな番組の一つです。
特に自分が直接自然で見たこと無い昆虫を扱うときには、子供のように食い入って見ることがよくあるんですよね。
今度の題材はオニヤンマなんですよ。なんだか面白そうですよね。
オニヤンマって日本最大のトンボ
オニヤンマって皆さんは見たことありますか?

昔はよく見かけましたが、最近は自分の周辺では減ってきているような感じがするんですよね。
オニヤンマとWikipediaで調べると
成虫の腹長はオス70 mm・メス80 mm、後翅長はオス55 mm・メス65 mmほど。頭部から腹の先端までは9-11 cmほどに達する。メスはオスより大きく、尾部に産卵弁が突き出る。
左右の複眼は頭部中央でわずかに接する。生体の複眼は鮮やかな緑色だが、標本にすると黒褐色に変色してしまう。体色は黒だが、胸の前に「ハ」の字模様、胸の側面に2本の斜め帯、腹の節ごとに1本の細い横しまと、体の各所に黄色の模様が入る。
引用:Wikipedia
と書かれています。
頭から胴体の先までが平均10cmって巨大ですよね。飛んでいる姿を見ると、結構威圧感があるんですよ。
よく見かける赤トンボやシオカラトンボが戦闘機とすると、オニヤンマは攻撃型爆撃機って感じです。
今度の番組の見所
別にNHKの回し者では無いですが、今度の番組の見所は時速60キロのスピードを誇るオニヤンマを、香川照之の扮するカマキリ先生が捕獲に挑戦するらしい。
皆さんはトンボ取りをしたことがあるか分かりませんが、止まったトンボを捕獲するのは意外と簡単なんです。
止まっているトンボの目の前で、良く言われるように指先をぐるぐる回してあげると、トンボがクビを何回か傾げる行動にでるんです。
その症状が出たら、トンボは目を回している証拠で、そうなると簡単に手で捕まえることができます。
嘘のような本当の話で、自分も何回も捕まえたことがあり経験済みの内容です。
しかし、飛行中のトンボを捕まえるのは非常に難しく、複眼でタモの起動を見定めてスイスイと避けていきますから。
ましてや、時速60キロのスピードで飛行するオニヤンマを捕獲するのは至難の業だと思うんですよね。
実際どのように捕獲するのかが自分としては楽しみです。
また、オニヤンマが餌を食べるシーンにも挑戦するとか。
もうワクワクが止まりませんね。
実は最近脚光を浴びているオニヤンマ
ところで、最近オニヤンマって脚光を浴びているって知っていましたか?
実はオニヤンマは、どんな昆虫も食べるので、昆虫界では恐れられている存在なんです。
なんてったって、人間も恐れるスズメバチを捕食してしまうんですからね。信じられますか?

どちらかというと、スズメバチが最強の昆虫のように感じますが、それよりも強いんです。
実は、スズメバチを捕食するのはオニヤンマだけでなく、ムシヒキアブの仲間も捕まえて体液を吸ってしまうのです。
意外とスズメバチより強い昆虫は居るんでが、そのムシヒキアブをも捕食するのがオニヤンマなんです。
だから、最強なんですね。
その最強のオニヤンマにあやかり、最近人気なのがオニヤンマの形をしたバッチやブローチ。
このオニヤンマの形をしたキーホルダーやバッチを、帽子やバッグの肩紐の部分に取り付けておくと、オニヤンマが居ると言う事で虫除けになると言うんです。
特に登山や野良作業をする人たちが好んで最近は付けているようです。
正直、個人差は有るようですが、実際に効果があるという人の方が多いようですね。
蚊除けにもなるらしいので、自分も購入して使ってみようと思っております。
まとめ
都会ではほとんど見ることができないオニヤンマ。
実はオニヤンマは知られざる最強の昆虫で、その特徴を生かして虫除けグッズにモなっている。
そんな事実を、映像を通して確認することができるのが今回の番組です。
決してNHKの回し者では無いですが、「香川照之の昆虫すごいZ!」は昆虫好きには見逃せない番組ですね。


これからも、番組で取り上げる昆虫について紹介していきたいと思います。