いつも楽しみにしている香川照之の昆虫すごいZ!、今度の放送では「マレーシアの昆虫たち」というタイトルです。
日本にも沢山の昆虫はいますが、熱帯雨林気候に属するマレーシアは、これはもう生きた宝石と言われるような昆虫の宝庫です。
過去にマレーシアで仕事をしたこともありますので、その頃の経験も入れてマレーシアの昆虫や見所についてまとめてみました。
マレーシアは自然豊かな国
マレーシアって知っているようで知られていない国でもあり、マレー半島とボルネオ島の約1/3に当たる東マレーシアから構成されています。

マレー半島側の隣国は北にタイ、南がシンガポールとなっております。
一方東マレーシアは、インドネシアに隣接し、東マレーシアの中にブルネイが存在しています。
丁度ローマ内にあるバチカン市国のような感じですね。
このように、赤道近くにありかつ熱帯雨林が生い茂る国で有るため、昆虫の宝庫であることに間違いありません。
特に、東マレーシア側は原生林の生い茂るボルネオ島ですので、未だ発見されていない未知の昆虫も沢山いるかもしれませんね。
自分も大好きなクワガタが、このボルネオ島には沢山おり、現地のクワガタハンターはよく山の奥深く入り込むようです。
実際にはマレーシアよりも面積的に大きいインドネシアの方が多そうですがね。
マレーシアへの行き方
マレーシアへ行くには非常に簡単で、毎日大きな空港からは飛行機が出ております。
東京、関西、北海道、福岡からクアラルンプール行きが出ており、大体7時間くらいで行くことができます。
自分が仕事で行っていたのはペナンでした。
ペナン行きの直行便も昔はありましたが、現在は運行されておらずクアラルンプールから国内選に乗り換えですね。
東マレーシアへも、クアラルンプールで国内線に乗り継ぎ、2時間程度で行くことができます。
首都のクアラルンプールは政治経済の中心地で、最も有名な建物がペトロナスツインタワーですね。
でもご多忙に漏れず、基本都市ですので生き物に関しては、やはり少ないです。
マレーシア観光協会のページを見ると、沢山の観光スポットが出ております。
自分のオススメはペナンのバタフライファーム
いくらマレーシアが熱帯雨林の自然豊かな国だと言っても、一般人が簡単にジャングルに入り込み、自然の昆虫を見つる事はかなり厳しい。
そもそも、ジャングルに入ること自体がかなりのリスクを伴いますからね。
そんなことを考えた場合、自分のオススメはペナン島にあるバタフライファームだと思います。

自分が滞在していた1994〜1998年頃からもかなり有名な場所で、昆虫好きにはたまらない場所です。
ペナン島の中心にあるジョージタウンから北に向かい、だいたいクルマで40分程度で到着します。
公式サイトはこちらになります。
現在は自分が行った事より、遙かに綺麗になっていますね。
このバタフライファームには1500㎡の敷地内に120種類、4000羽以上の蝶が自然に飛び回っています。
丁度日本の動物園にある、バードゲージのような感じで、鳥ではなく蝶が飛び回っています。従って、うるさくも無く匂いも動物臭はしないですね。
また、バタフライファームと言いますが、超以外の昆虫や生き物が沢山おり、今は割とポピュラーで日本でも販売されているサソリを、ここで初めて生きてる実物を見ました。
ダイオウサソリと双璧の大型サソリのチャグロサソリの大きさにはビックリしたモノです。
香川照之は実際に採集活動をするようだ
ここで本題の香川照之の昆虫すごいZ!では、実際に香川照之がジャングルに入ったり灯火採集をしたりするようだ。


日本でも夜間に白いシーツを張り、そこに水銀灯などの高光量のライトを照射することで、光に集まる習性の昆虫を集めて捕獲すると言う方法が有ります。
同じ事を、熱帯雨林のジャングルの近くで実際に実施するわけですから、日本では考えられないような大型の昆虫が飛来してくるでしょうね。
やはり期待するのは、大型のカブトムシやクワガタ、カミキリ虫などの甲虫類でしょうね。三本角のアトラスオオカブトなんかが飛来したら、大興奮になると思います。

アトラスオオカブトは、昆虫綱甲虫目カブトムシ亜科に属するカブトムシの1種。フィリピン・インドネシアなど東南アジアの低地に分布する。
引用:ウィキペディア
今回は、日本では味わえないような昆虫の姿や、独特の生態などを見るチャンスだと思います。
絶対に見逃せないですね。
まとめ
今回は、香川照之の昆虫すごいZ!でマレーシアの昆虫を取り上げると言う事から、マレーシアという国についての紹介もしました。
マレーシアは、基本親日の国で国策として日本に学べと言う事からルックイースト政策を掲げていた。
とは言え、マレーシアはマレー人、中国人、インド人からなる多民族国家で、基本はイスラム教の国である。
親日で安全と言いながらも、文化の違いは確実に存在しているので服装、行動、言動には十分注意したいですね。
それらを踏まえても、昆虫好きの人にはたまらない国で有ることは間違いありません。
チャンスがあったら是非行っていただきたい国だと思います。