公開日 2022年7月28日 最終更新日 2022年7月28日
じぇいかわさき
どうもじぇいかわさきです。
実はさ、知っているようで知らなかったカナブンの幼虫がどこに生息しているのかを。
コガネムシやハナムグリの幼虫はどこに生息しているか昔から知っていた。そう、畑や庭の土の中だよね。これは草木の根を食べて生息しているからだ。

カブトムシは腐葉土の中、クワガタは倒木の中だよね。
でも同じ樹液バーに集まってくるカナブンって何処にいるのか全然知らなかった。と言うよりも、コガネムシと同じだと思っていた。
この話には驚きの事実があるんです。
実はここ十数年前まで、カナブンの幼虫が何処で生息しているのか不明だったようなんです。
カブトムシと同じ方法で産卵させ幼虫にさせても、同じ環境では全滅して成虫にならないそうなんです。
なんと、カナブンの幼虫は葛の群生の下に生息しているらしく、葛の腐葉土と葛の群生と同じ湿度でないと成虫にならないようなんです。
これが発見されたのが十年くらい前らしいのです。
すごいですよね、常識で考えたら同じコガネムシ科の昆虫ですから、同じ環境かと思うのですが、全く違っていたんですね。
そういえば、同じクワガタでも倒木の中で幼虫が育つものと、倒木の下の腐ったマットの中で育つものが有るのと同じなんですね。

昆虫って、まだまだ知らないことばかりで面白いですよね。
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